クリエイティブWEBマガジン『灯すラボ』とは、有田町をはじめこの近隣エリアで暮らし、営み、自分なりのおもしろさに没頭するゴキゲンな研究員たちの生態系(暮らしやなりわいなど)を紹介していくWEBマガジンです。
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誰のこともすべてわかり合えない。だからこそ。壱岐成太郎さんが日常の写真を撮り続けるわけ。
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今回取り上げるのは、有田町の地域おこし協力隊として写真を撮り続けてきた壱岐成太郎さん。灯す屋が開催してきたイベントや、灯すラボWebに掲載している半数近くの写真を撮影してくれています。
2024年の3月で地域おこし協力隊としての任期を満了し、現在はフリーのカメラマンとして活動されています。そんな壱岐さんがどんなことを考えているのか。なぜ写真をはじめて、どうして続けているのか。
壱岐さんの言葉と写真が織り交ざった記事になっています。
「ひとつでもこれはこうなんやなって思えるものが見つかったらうれしいし、わかりたい。そういうものを拾い集めていく感じのおもしろさが、写真にはある。大げさに言うと、それが人生のおもしろさでもあるんかなって思うっすね。」
「32歳ぐらいでいることのおもしろみもうまく使いたいな、とも思う。自分のことを誰も知らんところ、海外とかでどう転がっていくのか試すのが楽しいなって思う自分もいたし。いい感じのカオスを楽しみ続けられたらいいな。」
壱岐さんは人それぞれの熱量や波、テンションをバイブスと表現し、それが結びついた時にちょうどいい揺らぎがあると言います。
誰のことも分かり合えないからこそ、人やものが持つありのままの姿を受け入れ、結び付き合える点を見逃さずに大事にされているのかもしれません。
分からなければ、自分の足を動かし、自分の目で見て感じ取ろう。どこかで拾った回答を見て分かったつもりにならず、もう一歩近づいてみよう。自分にも他者にも、もっと目を向けようと思わせてくれる、冒険心が湧き出てくるような記事になっています。
ぜひ読んでみてください。
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誰のこともすべてわかり合えない。だからこそ。壱岐成太郎さんが日常の写真を撮り続けるわけ。
文章:中川 晃輔
写真:橋本優(有田ダムやマイセンの森での写真)、壱岐成太郎(その他すべて)