7月~8月の灯すラボアフタースクール(以下、アフタースクール)では、松尾錦さんによる絵付け、「白川 みんなの農園」で育ててきたビーツと人参の収穫、そしてきゅうり農家さんのハウス見学・収穫体験と盛り沢山の内容でした。
======================================================================
夏と海をお椀に表現しました
アフタースクールの恒例となっている絵付け体験。今回もいつも子どもたちを一緒に見守ってくださっている松尾錦さんのご協力のもと行いました。
今期の最終制作のテーマは「夏と海」。海や空、花火やスイカなど思い浮かぶものを組み合わせたり、お椀の形を活かして一人ひとりが自由に表現していました。
普段は賑やかな場ですが、絵を描くときは筆先とお椀に意識を集中させていました。素直な子どもたちの感性とこだわりが詰め込まれたお椀。焼き上がりは次週以降のお楽しみです!
======================================================================
思うように育てることができなかったビーツと人参
白川みんなの農園では、子どもたちと土を触り、昆虫や様々な生き物に驚いたり捕まえたりし、共存していることを感じながら農園作業を進めています。5年生の男の子が虫が苦手な2年生の女の子たちに「虫も農園の一部なんだよ」と優しく伝えていたことが印象的でした。
8月は、5月から種まき・雑草抜き・水やりをしてきたビーツと人参をついに収穫しました。
私の経験不足に加え、長雨・酷暑などが影響し、思うほど順調には行かなかった今回。少し小ぶりになりましたが、子どもたちは楽しそうに収穫していました。
「人参の葉っぱは天ぷらにして、ビーツと小さい人参はサラダにしよう」が合言葉だった収穫後の帰り道。果たしてどのように調理され食べたのでしょうか?!
======================================================================
きゅうり農家さんのハウスを見学
いつも白川みんなの農園のアドバイスを行ってくださっている農家の佐藤さんのきゅうりハウスを見学し、収穫体験をさせていただきました。
アフタースクールの拠点としている灯すラボ実験室Bがある地域は、農業が盛んなエリアではなく、作物を育てるという環境がなかなか身近にありません。そこで、有田町内の農業が盛んな西有田地区に行って子どもたちに作物を育てる様子を伝えたいと思い、今回の企画に至りました。
佐藤さんにきゅうりの育ち方や栽培方法をレクチャーいただいた後、参加した親子が各自できゅうりの収穫を体験しました。なかなかできない体験に、子どもたちはきゅうり収穫に熱中していました。参加した保護者の皆さんからは「子どもと一緒に体験できてよかった」「またいろんな機会があることを楽しみにしている」という声を聞くことができました。
今後も本スクールを通して、子どもたちが生き抜くことができる力を身につけることができるようにさまざまな機会を提供していきます。引き続き、応援よろしくお願いします!