有田で暮らしたい人たちが少しずつ増えています。
「窯元に勤めたい」
「古民家でカフェやゲストハウスをしたい」
「文化のあるまちで暮らしたい」
そんな人たちのもとに、“有田”のことが届くようになってきました。
彼ら・彼女らは、単にリタイアして移住してくるのではなく、有田でチャレンジするために移住してきます。場合によっては、都会での安定した暮らしをやめて有田に新しい風を吹かそうとしてくれる人たちを、私たちは心から応援したい。
そして、彼ら・彼女らを応援するために必要なもの、それは
「物件」「資金」「まちとの交流」
だと、私たちは考えています。
「物件」とは、「使うことができる空き家や空き店舗」のことです。これは、私たち灯す屋が主に活動している部分で、少しずつですが活用できる空き物件の数は増えてきています。
「資金」とは、「スタートアップするために必要な資金(購入費、改修費など)」です。自治体や商工会によるサポートも幾分かありますが、基本的には自己資金。だからこそ、初めはできるだけ大きなコストをかけずにスタートしたい部分です。
「まちとの交流」は、特に地域で商売を始めるときに大事なこと。人口が少なく集客が難しい地域で、地元の人たちに顔を覚えてもらい仲良くなることは重要だと感じます。
この3つを有田で準備するために灯す屋が始める新事業が、
「アリタスタートアップハウス(ASH)」プロジェクトです。
ASHは、3つの機能を持ちます。
\\1.有田で暮らし始める人のための住まい //
移住していきなり家を買うのは難しいけど、都会にいた頃と同じようにアパート暮らしをするのは面白くない。せっかくなら、有田のまちなかで暮らしてほしい。
移住したてで、有田のことをこれからたくさん学んだり、住まいや仕事を探したりする人たちのための場所を灯す屋は用意します。まずは1軒。そして、少しずつ増やしていきたいと考えています。
\\2.有田でやりたいことをやってみる場 //
お店やイベントをやるために、初めから空き物件を借りて改修するのは、資金的に大きなリスクを伴います。まずは、ちょっとやってみて欲しい。そして、お客さんや仲間づくりをして欲しい。まちのことをもっと知って欲しい。そんな場をASHは提供します。
\\3.有田の中と外をつなぐ交流の機会 //
移住してくる人たちに、もっと有田の友だちをつくって欲しい。有田の人たちにも、外から越してくる人たちをもっと知って欲しい。もちろん町外の人たちにも、有田ともっともっとつながって欲しい。お互いのことを知って仲良くなったら、きっともっと面白い動きが生まれます。仕事だって生まれるかも。
さて、こんな場所ができたら嬉しいな!楽しそう!と、思ってもらえたでしょうか。
ASHは、移住してくる人たちの支援はもちろん、空き家の有効活用でもあり、まちの暮らしをもっと豊かにするプロジェクトなのです!
いま灯す屋では、ふるさと納税制度を活用してASHの改修や設備に必要な寄付を募っています。
返礼品のラインナップは、“うちやま百貨店”と同じように、有田や佐賀のいいものをたくさん揃えていますので、ぜひ楽しんで選んでもらえたら嬉しいです。なお、返礼品は佐賀県外在住の方に限り、佐賀県内在住の方は寄付のみ可能です。良かったら覗いてみてください!
↓↓灯す屋専用ふるさと納税ページ(ふるさとチョイス)↓↓
ASH第1弾は、2020年春頃にオープンすることを目指しています。
皆さんにお披露目する日を楽しみにしながら準備を進めていますので、どうぞお楽しみに!
特定非営利活動法人灯す屋